対応に至った経緯
Google AdMobの画面上部に、急に警告が表示されたので何事かと詳細を確認したところ、ユーロ圏とイギリスでGDPRメッセージ表示が義務化されるようでした。
----警告文抜粋----
年内には、欧州経済領域と英国のユーザーをターゲットとして広告を配信するすべてのパブリッシャー様に、Google 認定の同意管理プラットフォーム（CMP）の使用が義務付けられます。
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なるほどね、最近流行ってるクッキーの保存許可のようなメッセージのことね。。。
昔からクッキーなんて個人的にはほとんど気にしていなかったのだけど、最近は気にしなければならない傾向にあるようです。
私のアプリはほとんどが日本ユーザーなのですが、一部アメリカや西ヨーロッパの方にもお使いいただいているので、早めに対応することにします。
導入編
ほぼ下記のグーグル公式手順に沿って導入可能です。
https://developers.google.com/admob/ios/privacy?hl=ja
唯一、気になったのは、テストの際に端末（エミュレータ）で地域設定を対象地域に合わせてもGDPRメッセージが表示されませんでした。
下記のようにデバッグ設定で強制的に対象地域として認識させる必要があります。
（これも公式手順に書いてあります）
let parameters = UMPRequestParameters()
let debugSettings = UMPDebugSettings()
debugSettings.testDeviceIdentifiers = ["TEST-DEVICE-HASHED-ID"]
debugSettings.geography = UMPDebugGeography.EEA
parameters.debugSettings = debugSettingsハッシュIDも入力必須みたいですが、なぜか私は入れても入れなくても表示されました。
あとがき
無事に表示させることができました。
今後はこの流れが、欧米からさらに広がるかもしれませんね。
その際は、コーディングではなくAdMobのサイトから表示メッセージと表示地域を追加すれば良いだけなので、そこはありがたいです。
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